施工例 施設厨房の増床に伴う機器新設
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厨房部の厨房設備士の早瀬が厨房機器メーカーのタニコーさんと協力し、設計・施工させていただいた現場です。
厨房設備士なんて聞きなれない資格ですが、機器の設置場所・給排気関係等様々な視点から安全かつ効率良く調理できるよう厨房内を管理・監督するための資格です。 小学校の給食室やレストラン等を設計をするための資格なので意外に身近なものなんですよ。
今回は100人くらいの料理を作る厨房で、4~5人くらいの調理師さんたちが作業します。
ドライシステムなど水をあまり使わない環境に適したピット。 細いため台車等の通過時に邪魔になりません。
※ピット→排水溝
壁の立ち上がりにアールをつけてゴミがたまりにくいように。 あたりまえなことですがとにかく『衛生的』が重要です。 この厨房は ・食材の下処理室 ・調理室 ・食器等の洗浄室 と用途ごとに室を設け衛生的な厨房を目指しました。
コレは電解水生成装置というものです。食品への細菌による汚染防止に活躍します! 食塩水を電気分解し汚れの洗浄に役立つ強アルカリ性電解水と除菌や食品殺菌に役立つ強酸性電解水の2つに分けます。
食品だけでなく調理器具・床・ピットの洗浄にももちろん使えます!洗浄・除菌効果、消臭効果も◎
この2種類のお水を用途や箇所によって上手に使い分けることにより安心・安全・おいしい料理を作ることができるんです! |
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おそらく県内でもここまで衛生面や作業工程等ににこだわりをもった厨房は多くはないと思います。設計施工にご協力いただいた業者さんや施主さんに感謝しています。 |